(紹介)自閉症の理解のために&左右の統合について

兵庫県のリスニングセンター西宮 さんで開催したブレインジム公式クラスを終えて淡路に帰って来ました。

原始反射 リスニングセンター西宮

代表の杉原裕子さんのブログ
ブレインジム101セミナーに参加しました

一階は、旦那さまが内科のお医者さんです、診察室は曼荼羅!
金剛曼荼羅

反対側は胎蔵界!
胎蔵曼荼羅

患者様への様々な健康の気遣いがある素晴らしい場所でさせて頂き、テンションアゲアゲ↑でした。
さて、TLPプロバイダの「かいすみ」さんことColorful野村奈津子さん のブログを転載し、コメントを付けて紹介したいと思います。

すごすぎて、背筋ぴーーん!となる内容です。
長編なので、今日ばかりは(!)心して読んで下さいませ。
自閉症児の理解の為に・子供のころ自閉症だったゆうゆうさんの告白
※以下に全文掲載し、コメントを最後に付けさせて頂きます

——————————
私が発達改善のベースにしているエジソンアインシュタイン協会のメソッド。
この会員で構成されているコミュがmixiにあります。
そのコミュで一人のお母様(ゆうゆうさん)が、衝撃の告白をされました。

「昔、私も自閉症でした。克服してからは・・・」という記述。

「克服?!!!!!!」
息子の改善ヒントが欲しくて欲しくてたまらない私は、失礼を承知で、ゆうゆうさんのお母様がどういったアプローチをして克服されたのか、訊ねました。

以下、ゆうゆうさんがコミュでお話してくれたコメントの転記です。
*ゆうゆうさんご本人に許可を頂いて掲載しています*

↓↓↓↓

私は母のスパルタ教育で改善しました。もう30年近く前です。当事はエジソン会もありませんでしたし、やはり医師は不治の病と言っていたそうです。
 鈴木先生もおっしゃる通りスパルタ教育はいけませんが、当時は母も手探りで必死で仕方がなかったのだと今では理解しています。
スパルタ教育の良くない所は私の経験上ですが、心に傷を負うことでしょうか。改善して全国模試100番代になりましたが、勉強をすると母の怖い言動が蘇ってしまい恐怖の対象でしかありませんでした。一種のトラウマです。
私の幼稚園時代はげんちゃんに似ています。周りからはずれていました。でもそのうちに優しい子や世話好きな子がお友達になってくれて、その子達がいろいろルールを教えてくれました。
 人の悪口を言わないから時間がたつほどお友達から大事にされていきました…右脳はそういうの思いつかないみたいで、人が噂してるのも不思議に思って見てたりします。
 ああ、そうですね。人や物事を批評できるようになったのは左脳が動いてからだったように思います。
 ダンスとかでせっかく輪に入ってもみんなのスピードについていけないと自分に違和感感じたりもしてました。
 私のお母さんは「他人と同じである必要はない。個性があるって言ってね。それは良いことなの。それはそうとあんたは凄い絵を描けるね」と言って毎日励ましてくれました。そのうち私も「別に良いか」と思うようになりました。
改善してもやっぱりちょっと人とは違う所はあるので、違ってても良いやと思えてからは集団生活でのストレスが減ったのを覚えています。

私の場合、異常な競争意識が薄れはじめたのも「人と同じでなくて良いんだ。できなくても自分の価値が目減りするんじゃないんだ」と心底わかってからです。
それまではできないと何かに見捨てられて死んでしまうのではないかというような強い恐怖感からパニックをおこしていました。見捨てられる何かとは、両親、世間、神様といった全てをごちゃ混ぜにひっくるめた漠然としたものです。
プライドの高さもこの漠然としたものの恐怖感が根底にあります。いわゆる虚勢です。だから自分のプライドの高さを指摘されても理解できませんでした。私は怖がってるだけのつもりでしたので。
母が教える情報はそのまますんなり入っていましたが、情報と情報が自分の中でつながっていませんでした。うまく言葉がみつからないのですが……教えられた情報の意味がわからないという感じです。
えっ と……例えば数字の場合ですが「0、1、2、3…」というふうに普通はすんなり覚えますよね?それが私の場合『なんでアメ玉1個の状態を1って表現するん だろ?』という感じで最初の根元的なところで疑問がでてしまってました。その状態のまま「0、1、2、3…」という情報が流れこんできたのでチンプンカン プンで、何回教えられてもアメ玉を正しく数えて答えることができず、母に叱られました。
 情報と情報が頭の中で正しくつながって「ああ、わかった」となるのですが、このつながるきっかけは全くそれとは関係ないものだったりします。
例えば数字が正しく私の頭に入ったきっかけは平仮名表でした。

平仮名表でなぜ数字が入ったのか不思議ですよね。順立てて話していきます。
そもそも私は言葉が出ていませんでした。エジソンのカードもなかったので、母は一生懸命私に本を読み聞かせ、仕事中はレコードでお話しを聞かせていました。
字がわからない状態ではこれもチンプンカンプンでした。
本は字が多過ぎて、耳から聞いた言葉を目で追っていくことができませんでした。
話し言葉をそのまま頭に固定するのは難しく、手ですくった水のようにいつの間にかすり抜け忘れてしまうのです。
 あ、忘れるというのは正確ではありませんね……情報を書いた紙が濁った池の底に沈みこんでいく感じというのがより近いですね。後々それらは全て表面に浮かび上がってきましたので。
耳から得た情報を文字を使って頭に固定するという作業を経て、初めて記憶でき、出力することができました。
息子達がエジソンのカードをすぐに覚えてあっという間に出力できるのは、文字と絵と音の情報が同時に流れ込んでくるからではないかと考えています。
あ、ちょっと脱線しましたね。あの当時に戻ります。
本の読み聞かせと同時に、母は平仮名表を買ってきてお風呂場と部屋に貼り教えてくれました。
この平仮名表は「あ」と大きく書いた下にアヒルの絵が載っていて、その絵の下に小さく「あひる」と表記したタイプのもので、カラフルで綺麗だったのですが、これがちょっとした大きな誤解を私にもたらし混乱させました。

私は「あ」という一文字でアヒルを表すと誤解しました。
この調子で五十音を入力したのですごい混乱がやってきました。
五十音を言えるようになったので、母はその下についている絵を教えようとしました。
でも私はアヒルの絵を「あ」というのだと覚えています。いきなり「あひる」と言われても「えぇ?どっちが本当なの?」という感じです。
でもまだその言葉を話せなかった私は自分の混乱を伝えることができず、「なんでそのまま覚えられないの?素直さが足りない」と母に叱られ泣くことしかできませんでした。
そしてある日また母に叱られた私は泣きながら必死になって訴えました。
「あ」とアヒルの絵を一生懸命両手で差しました。母は一瞬ポカンとしました。そしてそのまましばらく黙りこんで考えているしぐさをしました。
ずいぶん長い時間がたってからハッとした顔をして、アヒルの絵を差し「『あ』と思ってたの?」と聞いてくれました。
私はここで初めて「あいうえお」が一つの表記記号のようなものなのだと知りました。
母は画用紙を小さな四角に切り、一枚一枚に「あいうえお」と五十音を書き、順番に並べました。
その後、みかんを持ってきて「みかん」と言ってからカードを一枚ずつ「みかん」と並べました。
この作業を見て、私はこの五十音の平仮名の組み合わせで物を言葉で表現するのだと知りました。
なるほどと思って平仮名表を見た時、私の中の池の底から数字が浮かび上がりました。私は数字もこの表記記号の一つなのだとわかったのです。

こうして改めて書いてみると、自分である日気がついて身につけるという感じなのかもしれませんね。

私が喋りだしたきっかけですね。
 きっかけは風船でした。いきなりここから話してもちょっとわかりにくいかもしれませんね…身体機能の違和感と右脳の世界が関わってくるので、こちらを先にした方がわかりやすそうです。
まず身体機能の違和感の方から話していきます。
ちょっと身体を動かす時も脳から指令をたくさん出す感じなんです。
そして、自分が身体に送った指令の3割くらいしか達成できない感じで、そのことがもどかしくて自分にイライラするのです。
特に右と左に同時に指令を出すのが大変なんです。例えば、ちょっとした体操に左足を上げて右手で左の腿をポンッて叩いて、次は右足を上げて左手で右の腿をポンッて叩いてそれを交互に素早くするというのがあります。
 あれがなかなかできません。頑張って身体に指令を送っても右足と右手になってしまうんです。ようやくできても指令を出すスピードに比べるとすごくゆっくりなんです。
その場駆け足がありますよね。あれもスピードアップすると右足と右手が同時になりがちでした。

鈴木先生言うところの左脳と右脳がうまく連結できてないという証拠だったのでしょうね。
他の子からしたらちょっとした運動でも、こちらはそれをするためにかなりの指令を出さないとならないのですごく疲れて頭がボウッとなります。
 たぶんこれが鈴木先生の言う脳の酸欠と栄養素の欠乏の状態なのだと思います。脳から指令を出す時はたくさんの栄養素を使うそうですから。
しかもその達成率は他の子達の3割程度とかだったりするので気持ちも疲れ、なんかもうヤダ…となるわけです。
……自分の身体のはずなのにうまく使いこなせない。自分への違和感というより、こちらの表現の方がよりわかりやすいかもしれません。
続きはまた今度書きにきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

どうでしょう。
どう感じられましたか?

わたしが、このコメントを読ませていただいた時、推測でしかなかった息子の内側が見えたようで、ゆうゆうさんに感謝のコメントを書きながら、本当に・・・泣いてしまいました。
うれし泣きです。
こんなにも色んな事を頑張って、頑張って、頑張って過ごしているんだ・・・
怠けているわけではない。余裕がないんだ。
何にも感じていないわけない!こんなにも色んな思いが渦巻いているんだ!!!
今までブレインジム灰ちゃんに学ばせてもらった事や、チンジンさんちの賢治君のお話。
いろんなものと、このゆうゆうさんのお話が繋がって、私の中に、さらに強く深く入ってきました。
灰ちゃんhttp://profile.ameba.jp/braingymlearning/
チンジンさんhttp://profile.ameba.jp/jinjing-k/

息子の理解が一歩進み、また息子が愛おしくなりました。
そしてゆうゆうさんの告白。
感動だけではなく、素晴らしい関わり方のヒントに溢れています!!!!
ママ、明日からまたパワーアップしますよ~~~~(笑)
ゆうゆうさん、詳しく分かりやすいお話、ありがとうございます!
お母様の工夫、ゆうゆうさんの悔しい思い、理解してもらった時の喜び・・・その場が見えるようです。
お時間があったらぜひ続きを教えてください!
お待ちしています。
海斗も大きくなって、こんな風に表現出来る日が、きっと来る!!!
希望と具体的な目標が増えました。
今回の記事、カリスマエジママのげんママさんのブログにもアップされています。
こちらにはげんママさんの心の声も入っててさらに魅力的(笑)
げんちゃんの発達障害プロジェクト
http://glowgen.exblog.jp/

 

どうか、どうか必要な方の目にとまりますように。

——————————
※転載ここまで

 

 

ここからが灰谷のコメントです。

「自分が身体に送った指令の3割くらいしか達成できない感じで、そのことがもどかしくて自分にイライラするのです。特に右と左に同時に指令を出すのが大変なんです。」
ブレインジムの個別レッスンをさせてもらっていて、子どもたちの体と会話していると、

左右の前に「上と下」「前と後」の動きが大変そうです。そして、動きの前には「感覚」の発達があります。
大切なことなんですが・・・・
体の動きの発達は、

①「感覚」

②「前後」の動き

③「上下」の動き

④「左右」の動き

とおおまかに進んでいきます。これは、脳の発達の順番です。

日常や学習につなげると
①「感覚」=目や耳、肌の感覚などが順調に育つ

②「前後」=黒板の文字を手元のノートに書き写す
でんぐり返しや鉄棒の動き など

③「上下」=姿勢よく立つ、歩く、片付ける、
感情を表現する、制御する など

④「左右」=言葉、計算、考える など

とすすすんでいきます。
体の動かし方や発達の状態は、学習や日常の行動や感情とつながっているので(特に子どもは)、
左右を同時に動かすことや、左右の区別をつけるような動きがまだ難しいお子さんに言葉の理解や高度な計算だけを要求することは、とても苦しいかもしれません。

 

その学習に必要な体の動き、「左右」その前に「上下」、その前に「前後」と学習に必要な体の動きの準備発達をブレインジムや原始反射の統合を通して、進めていきます。

遊びを通して、というのがベストだと僕は考えます。
それにしてもゆうゆうさんの記述を読ませて頂き、かいすみさんの思いも合わせて、目がさめるような思いです。本当にありがとうございます。

淡路島で発達支援コーチング、はいちゃんでした。


0 コメント

コメントする